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兵庫県保険者協議会
平成18年度実態調査結果
兵庫県保険者協議会では、平成20年度から医療保険者に対し特定健診・特定保健指導が義務化されることに伴い、主に受診者側からみた実態を把握し、受診場所、受診機会の拡充、受診勧奨等を図るための基礎的資料を得ることを目的に、平成18年11月から平成18年12月において、被保険者及び被扶養者を対象としたアンケート調査を実施しました。
調査結果については、次のとおりです。
1 調査項目
(1)健康状態・健康診断(受診状況、健康診断結果等)
(2)特定健診・特定保健建指導の医療保険者への義務化に伴う周知度
2 調査の対象・方法
(1)国民健康保険の被保険者 2,000名を無作為抽出
県内10ブロックにおいて各1市を選定し、40歳から74歳の被保険者から各200名を無作為抽出した。
(2)健康保険組合の被扶養者 2,000名を無作為抽出
県内全健康保険組合から規模按分で2,000名を無作為抽出
3 回収状況
(1)国民健康保険 1,249名(2,000名に対する回収率 62.5%)
(2)健康保険組合 1,318名(2,000名に対する回収率 65.9%)
(3)合 計 2,567名(4,000名に対する回収率 64.2%)
調査結果
T 基本事項について
1 性別
回答者は、男性756人(29.5%)、女性1,804人(70.3%)、無回答7人(0.3%)で合計2,567人であった。
保険者別内訳では、国保が男性590人(47.2%)、女性が652人(52.2%)であるのに対し、健保は、男性166人(12.6%)、女性1,152人(87.4%)と女性が多かった。
(表1)性別
項目 |
回答数 |
保険者別内訳 |
||||
(人) |
回答率 |
国保(人) |
回答率 |
健保(人) |
回答率 |
|
@男 | 756 |
29.5% |
590 |
47.2% |
166 |
12.6% |
A女 | 1,804 |
70.3% |
652 |
52.2% |
1,152 |
87.4% |
無回答 | 7 |
0.3% |
7 |
0.6% |
0 |
0.0% |
総 数 |
2,567 |
100.0% |
1,249 |
100.0% |
1,318 |
100.0% |
2 年齢
5歳毎の年齢構成では、全体は、50歳代後半が最も多く、416人(16.2%)であった。その次に、60歳代後半385人(15.0%)、60歳代前半377人(14.7%)、50歳代前半358人(13.9%)、40歳代前半321人(12.5%)、40歳代後半300人(11.7%)と続いていた。
保険者別内訳では、国保では60歳代後半が一番多く、347人(27.8%)、次いで70歳代前半が322人(25.8%)、60歳代前半が274人(21.9%)となっており、60歳以上が75%以上となっていた。一方、健保では50歳代前半が一番多く、295人(22.4%)、次いで50歳代後半291人(22.1%)、40歳代前半が268人(20.3%)で、50歳代以下が85%を超えていた。
(表2)年齢
項目
|
回答数
|
保険者別内訳
|
||||
(人) |
回答率 |
国保(人) |
回答率 |
健保(人) |
回答率 |
|
1.40歳未満 | 29 |
1.1% |
9 |
0.7% |
20 |
1.5% |
2.40〜44歳 | 321 |
12.5% |
53 |
4.2% |
268 |
20.3% |
3.45〜49歳 | 300 |
11.7% |
34 |
2.7% |
266 |
20.2% |
4.50〜54歳 | 358 |
13.9% |
63 |
5.0% |
295 |
22.4% |
5.55〜59歳 | 416 |
16.2% |
125 |
10.0% |
291 |
22.1% |
6.60〜64歳 | 377 |
14.7% |
274 |
21.9% |
103 |
7.8% |
7.65〜69歳 | 385 |
15.0% |
347 |
27.8% |
38 |
2.9% |
8.70〜74歳 | 355 |
13.8% |
322 |
25.8% |
33 |
2.5% |
9.75歳以上 | 17 |
0.7% |
17 |
1.4% |
0 |
0.0% |
無回答 | 9 |
0.4% |
5 |
0.4% |
4 |
0.3% |
総 数 |
2567 |
100.0% |
1249 |
100.0% |
1318 |
100.0% |
U 健康状態及び健康診断
1 健康状態
健康状態については、全体では、「健康である」が1,346人(52.4%)、「あまり自信がない」が399人(15.5%)、「病院で治療中である」が720人(28.0%)、「その他」が44人(1.7%)となっていた。
保険者別内訳では、国保で「健康である」が512人(41.0%)、「あまり自信がない」が160人(12.8%)で、「病院で治療中である」が518人(41.5%)であった。それに対し、健保では、「健康である」が834人(66.8%)、「あまり自信がない」が239人(19.1%)で、「病院で治療中である」が202人(16.2%)であり、健保では健康であると感じている人が多く、また、病院で治療中の人も少なかった。
(表3)健康状態
項目
|
回答数
|
保険者別内訳
|
||||
(人) |
回答率 |
国保(人) |
回答率 |
健保(人) |
回答率 |
|
1.健康である | 1,346 |
52.4% |
512 |
41.0% |
834 |
66.8% |
2.あまり自信がない | 399 |
15.5% |
160 |
12.8% |
239 |
19.1% |
3.病院で治療中である | 720 |
28.0% |
518 |
41.5% |
202 |
16.2% |
4.その他 | 44 |
1.7% |
16 |
1.3% |
28 |
2.2% |
無回答 | 58 |
2.3% |
43 |
3.4% |
15 |
1.2% |
総 数 |
2,567 |
100.0% |
1,249 |
100.0% |
1,318 |
100.0% |
2 健康維持、健康づくりの取り組み状況
健康維持や健康づくりに取り組んでいるかどうかについては、全体では、「食事面」が一番多く1,453人(56.6%)と半数以上の人が取り組んでいると答えていた。次いで、「運動面」が1,132人(44.1%)であった。次いで、「特にない」が686人(26.7%)、「ストレス面」が359人(14.0%)、「節酒面」が271人(10.6%)であった。
保険者別内訳を見てみると、国保で、健康づくりに取り組んでいる人が、延べ1,820人に対し、健保では、延べ2,270人の人が取り組んでおり、500人近くの違いが見られ、回答者が保険者別に約70人違うという元々の人数の違いを考慮しても、健保の方が取り組んでいる人が多かった。取り組んでいる内容としては、どちらも「食事面」が多かったが、国保と比べて健保で「食事面」の取り組みをしている人が多く、また、「特にない」と答える人も少なかった。
(表4)健康維持、健康づくりの取り組み状況 | (複数回答)N=2,567人(総数) |
項目
|
回答数
|
保険者別内訳
|
||||
(人) |
回答率 |
国保(人) |
回答率 |
健保(人) |
回答率 |
|
1.食事面 | 1,453 |
56.6% |
587 |
47.0% |
866 |
65.7% |
2.運動面 | 1,132 |
44.1% |
491 |
39.3% |
641 |
48.6% |
3.節酒面 | 271 |
10.6% |
137 |
11.0% |
134 |
10.2% |
4.ストレス面 | 359 |
14.0% |
112 |
9.0% |
247 |
18.7% |
5.特にない | 686 |
26.7% |
372 |
29.8% |
314 |
23.8% |
6.その他 | 89 |
3.5% |
41 |
3.3% |
48 |
3.6% |
無回答 | 100 |
3.9% |
80 |
6.4% |
20 |
1.5% |
総 数 |
4,090 |
159.3% |
1,820 |
145.7% |
2,270 |
172.2% |
3 喫煙について
(1)喫煙状況
喫煙については、全体では、「もともと吸わない」が1,724人(67.2%)、「吸っていたがやめた」が417人(16.2%)と、8割強の人が、現在喫煙していない状況であった。
保険者別内訳では、国保で「もともと吸わない」が672人(53.8%)、「吸っていたがやめた」が293人(23.5%)で、7割強の人が現在喫煙していない状況であったが、健保では「もともと吸わない」が1,052人(79.8%)、「吸っていたがやめた」が124人(9.4%)と9割弱となっており、健保の方が喫煙していない人が多かった。また、現在吸っている人も、国保が230人(18.4%)、健保が112人(8.5%)と違いが見られた。
(表5)喫煙状況 | (複数回答)N=2,567人(総数) |
項目
|
回答数
|
保険者別内訳
|
||||
(人) |
回答率 |
国保(人) |
回答率 |
健保(人) |
回答率 |
|
1.もともと吸わない | 1,724 |
67.2% |
672 |
53.8% |
1,052 |
79.8% |
2.吸っていたがやめた | 417 |
16.2% |
293 |
23.5% |
124 |
9.4% |
3.現在吸っている | 342 |
13.3% |
230 |
18.4% |
112 |
8.5% |
4.その他 | 7 |
0.3% |
0 |
0.0% |
7 |
0.5% |
無回答 | 77 |
3.0% |
54 |
4.3% |
23 |
1.7% |
総 数 |
2,567 |
100.0% |
1,249 |
100.0% |
1,318 |
100.0% |
(2)現在吸っていると答えた方の状況
現在喫煙している人の中で、「やめたい」と思っている人は、175人(51.2%)、「やめる気がない」人が168人(49.1%)であった。
保険者別内訳では、国保で「やめたい」と思っている人が110人(47.8%)、健保で65人(58.0%)であり、健保の方が「やめたい」と思っている人が多かった。
(表6)現在吸っていると答えた方の状況 | (複数回答)N=342人(総数) |
項目 |
回答数 |
保険者別内訳 |
||||
(人) |
回答率 |
国保(人) |
回答率 |
健保(人) |
回答率 |
|
1.やめたい | 175 |
51.2% |
110 |
47.8% |
65 |
58.0% |
2.やめる気ない | 168 |
49.1% |
116 |
50.4% |
52 |
46.4% |
無回答 | 4 |
1.2% |
4 |
1.7% |
0 |
0.0% |
総 数 |
347 |
101.5% |
230 |
100.0% |
117 |
104.5% |
4 人間ドック、健康診断、住民健診の状況
(1)1〜2年に1回の人間ドック、健康診断、住民健診等の受診について
健診の受診状況については、全体では、1〜2年に1回は「受診している」と答えた人は1,607人(62.6%)であった。
保険者別内訳では、国保が764人(61.2%)、健保が843人(64.0%)と健保では、受診率が少し高かった。
(表7)健診等の受診状況 | (複数回答)N=342人(総数) |
項目
|
回答数
|
保険者別内訳
|
||||
(人) |
回答率 |
国保(人) |
回答率 |
健保(人) |
回答率 |
|
1.受診している | 1,607 |
62.6% |
764 |
61.2% |
843 |
64.0% |
2.受診していない | 933 |
36.3% |
472 |
37.8% |
461 |
35.0% |
無回答 | 27 |
1.1% |
13 |
1.0% |
14 |
1.1% |
総 数 |
2,567 |
100.0% |
1,249 |
100.0% |
1,318 |
100.0% |
(2)人間ドックまたは健康診断の受診状況
受診している人がどこで受診しているかについては、全体では、164人(10.2%)が人間ドックを受診しており、1,475人(91.8%)と殆どの人が市町の住民健診や勤め先の健診を受けていた。
保険者別内訳では、国保では、人間ドックを受診している人が40人(5.2%)であるのに対し、健保では、124人(14.7%)と人間ドック受診者が多かった。
(表8)受診している方の状況 | (複数回答)N=1,607人(総数) |
項目
|
回答数
|
保険者別内訳
|
||||
(人) |
回答率 |
国保(人) |
回答率 |
健保(人) |
回答率 |
|
1.人間ドック受診 | 164 |
10.2% |
40 |
5.2% |
124 |
14.7% |
2.健診受診 | 1,475 |
91.8% |
689 |
90.2% |
786 |
93.2% |
無回答 | 53 |
3.3% |
52 |
6.8% |
1 |
0.1% |
総 数 |
1,692 |
105.3% |
781 |
102.2% |
911 |
108.1% |
(3)健診の受診場所について
健診の受診場所については、全体では、「市町の住民健診」を受診している人が814人(55.2%)で半数以上をしめていた。
保険者別内訳では、「市町の住民健診」を受けている人は、国保では462人(67.1%)であったが、健保では、352人(44.8%)であり、健保の人間ドック・健診受診者の38.6%となっており身近な市町での健診を受けていることが分かった。
(表9)健診の受診場所 | (複数回答)N=1,475人(総数) |
項目
|
回答数
|
保険者別内訳
|
||||
(人) |
回答率 |
国保(人) |
回答率 |
健保(人) |
回答率 |
|
1.市町の住民健診 | 814 |
55.2% |
462 |
67.1% |
352 |
44.8% |
2.勤め先の健診 | 56 |
3.8% |
56 |
8.1% |
0 |
0.0% |
3.会社指定の病院等 | 259 |
17.6% |
0 |
0.0% |
259 |
33.0% |
4.健保指定の病院等 | 87 |
5.9% |
0 |
0.0% |
87 |
11.1% |
5.その他 | 253 |
17.2% |
131 |
19.0% |
122 |
15.5% |
無回答 | 54 |
3.7% |
52 |
7.5% |
2 |
0.3% |
総 数 |
1,523 |
103.3% |
701 |
101.7% |
822 |
104.6% |
(4)最新の検査結果について
健診や人間ドックを受診している人の最新の検査結果については、全体では「正常、特段の異常なし」が726人(45.2%)、「何らかの異常を指摘された(要注意)」が533人(33.2%)、「治療を勧められ病院に行った」が214人(13.3%)、「治療を勧められたが病院に行かなかった」が30人(1.9%)いた。
保険者別内訳では、健保に比べ、国保の方が、「異常なし」の人が少なく、国保298人(39.0%)、健保428人(50.8%)であり、「治療を勧められ病院に行った」人は、国保137人(17.9%)、健保77人(9.1%)と国保で多かった。
(表10)最新の検査結果 | (複数回答)N=1,607人(総数) |
項目
|
回答数
|
保険者別内訳
|
||||
(人) |
回答率 |
国保(人) |
回答率 |
健保(人) |
回答率 |
|
1.正常、特段の異常なし | 726 |
45.2% |
298 |
39.0% |
428 |
50.8% |
2.何らかの異常を指摘された(要注意) | 533 |
33.2% |
257 |
33.6% |
276 |
32.7% |
3.治療を勧められ病院に行った | 214 |
13.3% |
137 |
17.9% |
77 |
9.1% |
4.治療を勧められたが病院に行かなかった | 30 |
1.9% |
14 |
1.8% |
16 |
1.9% |
5.その他 | 81 |
5.0% |
45 |
5.9% |
36 |
4.3% |
無回答 | 113 |
7.0% |
61 |
8.0% |
52 |
6.2% |
総 数 |
1,697 |
105.6% |
812 |
106.3% |
885 |
105.0% |
(5)人間ドック、健診を受診しない理由について
健診を受診しない人の受診しない理由については、全体では「病院にかかっている」が305人(32.7%)、「忙しい、面倒である」が199人(21.3%)、「元気だから必要ない」が189人(20.3%)、「受診料の自己負担が高い」が162人(17.4%)、「病気だと言われるのが嫌」が129人(13.8%)であり、「健診受診の機会が少ない」が90人(9.6%)、「健診機関の情報が少ない」が67人(7.2%)であった。
保険者別内訳では、国保では、「病院にかかっている」が212人(44.9%)と一番多かった。次いで、「元気だから必要ない」が81人(17.2%)、「受診料の自己負担が高い」が74人(15.7%)、次いで「忙しい、面倒である」が71人(15.0%)であった。健保では、「忙しい、面倒である」が128人(27.8%)が一番多く、次いで、「元気だから必要ない」が108人(23.4%)、「病院にかかっている」が93人(20.2%)、「病気だと言われるのが嫌」が79人(17.1%)となっていた。国保と比べ、健保では、「忙しい、面倒である」「病気だと言われるのが嫌」「元気だから必要ない」と答える人の割合が多かった。
(表11)人間ドック、健診の未受診の理由 | (複数回答)N=933人(総数) |
項目 |
回答数 |
保険者別内訳 |
||||
(人) |
回答率 |
国保(人) |
回答率 |
健保(人) |
回答率 |
|
1.元気だから必要ない | 189 |
20.3% |
81 |
17.2% |
108 |
23.4% |
2.忙しい、面倒である | 199 |
21.3% |
71 |
15.0% |
128 |
27.8% |
3.病院にかかっている | 305 |
32.7% |
212 |
44.9% |
93 |
20.2% |
4.病気だと言われるのが嫌 | 129 |
13.8% |
50 |
10.6% |
79 |
17.1% |
5.健診機関の情報が少ない、またはない | 67 |
7.2% |
29 |
6.1% |
38 |
8.2% |
6.健診受診の機会が少ない | 90 |
9.6% |
34 |
7.2% |
56 |
12.1% |
7.健診場所が遠い、不便 | 8 |
0.9% |
5 |
1.1% |
3 |
0.7% |
8.受診料の自己負担が高い | 162 |
17.4% |
74 |
15.7% |
88 |
19.1% |
9.その他 | 61 |
6.5% |
36 |
7.6% |
25 |
5.4% |
無回答 | 34 |
3.6% |
13 |
2.8% |
21 |
4.6% |
総 数 |
1,244 |
133.3% |
605 |
128.2% |
639 |
138.6% |
V 特定健診・特定保健指導の義務化について
1 特定健診・特定保健指導の義務化についての認知度
特定健診・保健指導の認知度については、全体では、「知っている」が610人(23.8%)、「知らない」が1,899人(74.0%)と多くの人が知らない状況であった。
保険者別内訳では、国保は「知っている」が413人(33.1%)であるのに対し、健保は、197人(14.9%)と知っている人の割合が少なかった。
(表12)特定健診・特定保健指導の義務化の認知度 |
項目
|
回答数
|
保険者別内訳
|
||||
(人) |
回答率 |
国保(人) |
回答率 |
健保(人) |
回答率 |
|
1.知っている | 610 |
23.8% |
413 |
33.1% |
197 |
14.9% |
2.知らない | 1,899 |
74.0% |
791 |
63.3% |
1,108 |
84.1% |
無回答 | 58 |
2.3% |
45 |
3.6% |
13 |
1.0% |
総 数 |
2,567 |
100.0% |
1,249 |
100.0% |
1,318 |
100.0% |
2 特定健診・特定保健指導に希望する内容
健診受診に関する希望については、全体では、「家の近くで受診できるようにして欲しい」と1,400人(54.5%)の人が答えており、わざわざ電車を乗ったりしていくような所というよりは、身近な受診場所を希望していることが分かった。また、「もっと健診の情報を提供して欲しい」と943人(36.7%)の人が答え、内容までは不明だが、健診についての情報提供を希望していた。また、「健診の受診時間を考えて欲しい」と、現在どのような受診時間となっていて、どのような配慮が必要なのかという実態や中身までは分からないが、590人(23.0%)の人が希望していた。また、「健診項目を簡略化すべき」と455人(17.7%)の人が答えていた。
保険者別内訳では、両保険者ともに「もっと健診の情報を提供して欲しい」と答えていた。保険者による違いがあった項目では、「家の近くで受診できるようにして欲しい」と答えている人が、国保で479人(38.4%)であるのに対し、健保では、921人(69.9%)と希望が高かった。また、「健診項目の簡略化」については、健保が64人(4.9%)であるのに対し、国保で391人(31.3%)の人が希望をしていた。
(表13)特定健診・特定保健指導に希望する内容 |
(複数回答)N=2,567人(総数)
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項目
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回答数
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保険者別内訳
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(人) |
回答率 |
国保(人) |
回答率 |
健保(人) |
回答率 |
|
1.もっと健診の情報を提供して欲しい | 943 |
36.7% |
429 |
34.3% |
514 |
39.0% |
2.家の近くで受診できるようにして欲しい | 1,400 |
54.5% |
479 |
38.4% |
921 |
69.9% |
3.健診の受診時間を考えて欲しい | 590 |
23.0% |
184 |
14.7% |
406 |
30.8% |
4.健診項目を簡略化すべき | 455 |
17.7% |
391 |
31.3% |
64 |
4.9% |
5.その他 | 192 |
7.5% |
123 |
9.8% |
69 |
5.2% |
総 数 |
3,580 |
139.5% |
1,606 |
128.6% |
1,974 |
149.8% |
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・兵庫県 福祉部 国保医療課
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・兵庫県国民健康保険団体連合会 保険者支援部 事業課
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